病院で働く看護師のあるある話

社会人として仕事をしていると、苦労や魅力などその仕事ならではの体験をすることがあります。大規模な病院で勤務をする看護師ならではのあるある話として挙げられるのが、仕事や人を把握する作業です。
看護師は自分が担当をする職場だけでなく、別の部署についてもある程度知っておかなくてはいけません。特定の診療のみを扱っている診療所であれば問題ありませんが、様々な診療科がある総合病院では、名前と特徴を覚えるだけでも数年掛かることもあります。
人の名前も同様に、医師の数だけでも数百人以上いる病院で全員の名前と顔を覚えるのは大変な作業です。医師や看護師は退職や転職で入れ替わることも頻繁にあるため、せっかく覚えた人がいなくなることも珍しくありません。
病院に入院している患者から特定の医師について聞かれた時に、名前が分からずに答えられないなども、規模の大きい病院ならではのあるあると言えます。

業務で必要となる患者との触れ合いで多いのが、名前を憶えてくれないあるあるです。看護師の人数が多い職場では、高齢の患者に名前と顔を覚えてもらえずに、「看護師さん」という名称で統一されてしまうこともあります。
そのため、自分の患者に名前と顔を覚えてもらえたことに喜びを感じる人も少なくありません。逆に、親しくなり過ぎて看護師ではなく子供や孫のように認識されて、仕事中に食べ物や飲み物を勧められるというケースもあります。
そのほか、話好きの患者に捕まってしまい、やるべき仕事が遅れて上司に怒られてしまうのも看護師あるあるです。